生物学部門
大学院理学研究科生物科学専攻の教職員や院生、理学部生物学科学生によって利用され、
以下のような研究がされています。
生命の設計図と呼ばれる「遺伝子」は生命活動に必要な蛋白質を作り出すための情報を納
めています。生物は生きるために数多くの遺伝子をもっています。
生命活動は決して単調ではなく、生物がさらされる環境条件の変化や生物が示す自律的な
変化(増殖、成長、老化、細胞分化など)に応じて、もっている多くの遺伝子情報のうち「どれ」
を「いつ」「どれだけ」発現させるのかを決定する巧妙な仕組み(遺伝子発現調節機構)をもっ
ています。
大腸菌に感染するウイルス「T4ファージ」のように単純な生物は遺伝子発現調節機構を
解明するため材料として役立っています。
(T4ファージ) (T4ファージの遺伝子発現調節の様子)
(イメージアナライザー(BAS))