発光寿命測定装置

発光性化合物の発光強度の時間変化(測定時間レンジ:4 ns〜10 s)を追跡して発光寿命を測定する装置です。発光寿命は光を吸収した化合物の励起状態が維持されている時間的な長さを表しており、その寿命を解析することで、化合物の発光の起源や機構に関する情報が得られます。有機分子から金属錯体まで幅広い化合物の測定できます。サンプルの形状は液体、固体に問わず測定可能でき、専用のクライオスタットを用いて常温から77Kの温度範囲での蛍光寿命のデータを取得できます。
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