質量分析計

シングル四重極を搭載した卓上型のコンパクトな質量分析計です。質量分解能はm/z = 10-1200までの範囲で測定が可能で、そのフラグメントパターンから化合物の組成を推定することができます[分解能m/z-単位FWHM）：0.5–0.7]。サンプルの導入には最もソフトなイオン化方法として知られるESI法や、固体や液体などのサンプルの形状を問わずにそのままイオン化させるASAP法を用いることができます。加えて、付属のユニットを用いて、シリカゲルTLC上に分離したスポットの成分の直接分析が可能です。